京都大学学術研究展開センター(KURA)は2024年7月18日から、コミュニティ・バンク京信の施設「QUESTION」1階にあるカフェ&バーにて1時間半、本学の研究者と参加者とが語り合えるイベント「学問のやどりぎ」をはじめました。これまでに4回開催し、学内外から延べ51名の参加がありました。
7月18日(木)に行われた第1回を皮切りに、藤田 弥世 URAファシリテートのもと、第2回〜第4回はアカデミックデイ2024とのタイアップとして、ゼスト御池に出展する研究者のうち、希望する6名の研究者が「一緒にかんがえるひと」として会に参加しました。それぞれの会の詳細は以下の通りです。
- 7月18日(木)第1回「見えない地中をどうやってのぞいてるんですか?」
(一緒にかんがえるひと:吉光 奈奈 工学研究科 助教、塩瀬 隆之 総合博物館 准教授) | 当日参加者19名 - 8月8日(木)第2回「孤独感はどうやってふせぎますか?–倫理とAIとピーカンナッツの交差点–」
(一緒にかんがえるひと:近藤 友大 農学研究科 准教授、西村 勉 医学部附属病院 特定准教授、森 拓也 医学部附属病院 特定助教) | 当日参加者16名 - 8月22日(木)第3回「行動依存症とiPS細胞からみてしげきってわるいんですか?」
(一緒にかんがえるひと:後藤 幸織 情報学研究科 准教授、柚木 康弘 iPS細胞研究所 特定研究員) | 当日参加者10名 - 8月27日(火)第4回「ものづくりの最前線ーセラミックスで何ができますか?」
(一緒にかんがえるひと:村井 俊介 工学研究科 助教、薮塚 武史 エネルギー科学研究科 講師) | 当日参加者6名
職業や年齢、性別といった個人が持つカテゴリーを超えて対等に対話を楽しめるよう、本イベントでは研究者が「登壇者」ではなく「一緒にかんがえるひと」という立場で参加するのが特徴です。各回ともに、参加した研究者の人柄が表れた雰囲気でそれぞれ趣の異なる会となり、参加された方々からはいずれの会も好評の声をいただきました。
本イベントは10月にも2回、アカデミックデイ2024とのタイアップ企画を実施し、そのあとは1 – 2ヶ月に1回のペースで進めることで、研究者が効果的に研究を社会へアピールする場をつくります。