京都大学総合研究推進本部(KURA)

コラム

戦略的パートナー校のボルドー大学を訪問しました

開催期間:2025年7月15日-16日

総合研究推進本部研究プロモート部門のURAが、2025年7月15-16日に、フランスのボルドー大学を訪問しました。本学は2019年に同大学と戦略的パートナーシップ協定を締結、今後のさらなる研究連携に向けた情報収集や意見交換を行いました。

初日はボルドー大学が認定している7つの主要研究プログラムのうち、「IPORA (Interdisciplinary Policy-Oriented Research on Africa)」などいくつかのプログラムの関係者等を訪問。IPORAはフランス国内及びアフリカの複数の大学と、公衆衛生、政治・経済・法律や社会人類学など学際的かつ国際的な研究プラットフォームを構築し、次世代の研究人材育成にも携わっています。

また同大学の研究の基本単位である11のデパートメントのうち3つ(「考古学」、「行動・組織・政策評価」、「現代社会の変化と社会科学」)からも、デパートメントや主要研究プログラムが相互に連携して推進されている研究など、様々な取り組みについて紹介いただきました。

こうした学際的・国際的な研究推進体制の利点として、シードプロジェクトや外部資金獲得、若手の参画の機会の増加等が挙げられていました。またいずれのプロジェクトからも、本学研究者とのさらなる連携への期待が強く示されました。

翌二日目は国際部担当者と、研究の国際化の支援体制等について意見交換しました。同大学は国際化の段階に応じた数種類の学内資金を提供しており、本学研究者も利用できる資金があることから、今後の研究支援に活用していきます。

今回は研究支援領域(人社系)の藤川 二葉 URAと国際連携領域の神野 智世子 URA(欧州拠点兼務)が現地を訪問しました。