本学は2025年から国際学術賞「京都大学レクチャーシップアワード」を創設しました。本アワードは、将来の学術を切り拓く卓越した研究者を毎年選考して顕彰し、京都大学に招聘して特別講演や研究交流の機会を設けるものです。2025年度は医学・生命分野を対象としましたが、今後対象分野を広げていく予定です。また、本学での受賞者の講演の際に若手研究者のプレゼンテーションの機会の場を設けることで、国際的な研究ネットワークの形成と次世代研究者の育成を目指しています。
2025 年度の受賞者には、プリンストン大学の Clifford P. Brangwynne(クリフォード・ブラングウィン)博士が選ばれ、2025年10月4日に発表されました。博士は、「液‐液相分離(Liquid‒Liquid Phase Separation: LLPS)」が細胞内の空間的組織化の基本原理であることを示し、細胞生物学にパラダイムシフトをもたらした研究で国際的に高く評価されています。2026年4月16日に授賞式と博士による記念講演が行われます。