京都大学総合研究推進本部

お知らせ

文部科学大臣表彰(科学技術分野)研究支援賞を受賞

― 人文・社会科学分野における研究マネジメント人材育成への貢献 ―

京都大学総合研究推進本部 研究プロモート部門の稲石奈津子URAが参画するグループが、令和8年度 文部科学大臣表彰(科学技術分野)研究支援賞(研究開発マネジメント部門)を受賞しました。

本表彰は、科学技術の振興に寄与する優れた研究支援活動に対して授与されるものです。今回の受賞は、早稲田大学を代表機関として推薦された以下の3名による共同の取り組みが評価されたものです。

  • 森本 行人(早稲田大学 リサーチ・イノベーション・センター 准教授)
  • 稲石 奈津子(京都大学 総合研究推進本部 URA(上席))
  • 川人 よし恵(大阪大学 社会技術共創研究センター 特任准教授)

人文・社会科学分野における研究マネジメント基盤の構築

人文・社会科学分野では、自然科学分野に比べて研究支援体制の整備が遅れており、研究の可視化や評価の仕組み、支援手法も十分に確立されていないという課題がありました。

本取り組みでは、人社系URAネットワークの創設をはじめ、研究支援に関する課題の共有や実践知の蓄積、人材育成に継続的に取り組んできました。

その結果、機関を越えた連携が広がり、人文・社会科学分野における研究マネジメントの基盤形成に寄与しています。

稲石URAのコメント

2014年に人文・社会科学系URAネットワークを発足させてから10年以上にわたって機関横断的な研究推進基盤の構築、特定の職種や組織に限定されないオープンな議論の場作りに取り組んできた歩みが、このような評価をいただけたこと、大変嬉しく思います。

全国の人社系URAの同僚と共に築き上げてきた、ヒエラルキーのない自主性に基づくURAのネットワークが得た賞だと思います。

この価値ある繋がりを今後もさらに発展させ、人社系分野の研究推進により一層貢献できれば幸いです。

稲石 奈津子

KURAの取り組みと今後の展開

京都大学総合研究推進本部(KURA)では、大学全体を俯瞰した研究推進体制のもと、多様な専門人材による高度な研究マネジメント機能の強化に取り組んでいます。

研究者がその力を最大限発揮できる環境を整えるとともに、分野を越えた連携の創出や、研究成果の社会的価値の創出に向けた支援を推進しています。

今回のような機関横断的な連携や人材育成の動向も視野に入れつつ、必要に応じて連携を図りながら、研究支援の高度化とネットワークの強化を進めていきます。