京都大学総合研究推進本部

コラム

京大ブックトークBook1「フツーの生活プロジェクト―クィアでないクィア生活―」を開催しました

開催日:2025年7月25日

2025年7月25日に、KyotoU Publications 京大ブックトークBook1「フツーの生活プロジェクト―クィアでないクィア生活―」を国際科学イノベーション棟1階のlinkhub@ で開催しました。

本ブックトークは「書籍を通じて様々なテーマを考える」ことをコンセプトとし、毎回根源的なテーマを設定、参加者との「対話」を重視した企画となっています。第1弾となる今回は、コロナ禍に刊行されたコミック『フツーの生活プロジェクト―クィアでないクィア生活―』(2022年・さいはて社)を取り上げ、著者であるミツヨ・ワダ・マルシアーノ 文学研究科教授と、映像研究者の久保 豊 金沢大学 人間社会領域 准教授が同書を巡って対談。「フツー」とは何か?という普遍的な問いのもと、ジェンダーやアイデンティティに関する話題が繰り広げられました。ブックトークには学内外から約30名が参加。日本ではデリケートな話題に敢えて触れない傾向があることや、海外の大学に比べて学内でなかなか対話の場が生成されにくい現状などについても、活発な意見交換が行われました。

本イベントは、総合研究推進本部・研究プロモート部門が運営する「KyotoU Publications京大新刊情報X」の関連企画であり、成長戦略本部が2025年度より開始した「人文知ユニット」主催の企画、またlinkhub@を通じたコミュニティ形成を目指す「IACカフェ」としても位置付けられています。他にも生協ショップ・ルネにて関連書籍のブックフェアを開催するなど、多角的に展開しており、今後も人文知の社会発信・社会展開に向けて、本企画を継続して開催していく予定です。

本企画は、研究プロモート部門研究支援領域の稲石 奈津子 URA(人文知ユニット兼務)と福田 将矢 URAが人文知ユニットと連携して企画・運営をしています。

京大ブックトークBook1「フツーの生活プロジェクト―クィアでないクィア生活―」の様子
京大ブックトークBook1「フツーの生活プロジェクト―クィアでないクィア生活―」の様子