開催日:2025年2月17日
2025年2月17日、第53回京都大学宇治キャンパス産学交流会(化学研究所)が開催され、京都大学総合研究推進本部 研究プロモート部門 研究支援領域のURAが開催に協力しました。今回の交流会は、京都大学化学研究所から2名、関連企業から1名の講演があり、45名が参加しました。
京都大学宇治キャンパス産学交流会は「京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会」が京都府中小企業技術センターけいはんな分室を事務局として実施しているものであり、宇治キャンパスの4つの研究所(化学研究所、エネルギー理工学研究所、生存圏研究所、防災研究所)における先端研究や民間企業における最新の研究課題等を紹介し、人的交流を通じて、地域産業の発展などの社会貢献に役立てることを目標としています。
今回は、本学の研究シーズの紹介として、大木 靖弘 化学研究所 教授より「自然界に学ぶエネルギー変換反応の突破口」、大宮 寛久 化学研究所 教授より「分子レベルのモノづくり『有機合成』」の講演がありました。また、株式会社東ソー 分析センターの津川 直矢 氏から「赤外分光法(IR)で探る触媒と高分子の世界」の講演がありました。講演後は、大木教授・大宮教授の案内で研究室を見学し、実験装置を目の前により詳しい説明を聞くことができました。
参加者の皆様方にとって、初めて聞いたり、また興味深い内容であったため、多くの方から「分かりやすかった」「たいへん役立った」との感想を頂きました。
本交流会開催にあたり、京都府中小企業技術センターと本学教員の橋渡しを岡田 直樹 URAが担当し、村田 卓也 URA、田上 款 URA、長谷川 景子 URAが協力しました。