京都大学総合研究推進本部(KURA)

コラム

プラットフォーム学卓越大学院「プラットフォーム学特別セミナー2」において講義を行いました

開催日:2025年7月3日

総合研究推進本部の研究プロモート部門 研究支援領域のURAは、2025年7月3日に開講された、プラットフォーム学卓越大学院プログラムの「プラットフォーム学特別セミナー2」にて、講義を担当しました。

「プラットフォーム学卓越大学院プログラム」は、情報学研究科、農学研究科、医学研究科、防災研究所、公共政策大学院が連携して、文部科学省の「卓越大学院プログラム」に採択され、2021年度にスタートしました。プログラム受講生が近い将来に外部資金獲得を目指すことになることから、基礎的な知識やノウハウを取得してもらうために、2022年度からセミナーの一環でURAが講義を担当しています。

今年度は「研究を進めるための研究資金の概要」と「申請書の書き方」の2コマを実施しました。「研究を進めるための研究資金の概要」では村田 卓也 URAが研究費の配分制度や多様な競争的外部資金の特徴などを紹介しました。このコマでは今年度新たに「大学院生と研究資金」のパートを追加しました。このパートでは内野 歩美 URAの若手URAとしての視点を生かし、研究資金に関して大学院生が特に知っておくべき情報を抽出、整理し説明しました。「申請書の書き方」では菅井 佳宣 URAが評定要素や審査方式も踏まえ、構想整理の方法や申請書の書く上での留意点を紹介しました。

履修登録者は12名で、講義後にはどのような研究者になりたいかといった大局的視点も含め、活発な質疑応答がありました。本大学院プログラムコーディネーターである原田 博司 情報学研究科 教授も経験談や外部資金申請の心構えについて話し、学生を激励する内容となりました。