京都大学総合研究推進本部(KURA)

コラム

第55回宇治キャンパス産学交流会(生存圏研究所)の開催に協力しました

開催日:2025年9月25日

2025年9月25日、第55回京都大学宇治キャンパス産学交流会(生存圏研究所)が開催され、総合研究推進本部 研究プロモート部門 理工系部門 宇治地区担当URAが開催に協力しました。今回の交流会は、生存圏研究所から2名、関連企業から1名の講演があり、企業・公的機関等から41名に参加いただきました。

京都大学宇治キャンパス産学交流会は「京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会」が京都府中小企業技術センターけいはんな分室を事務局として実施しているもので、宇治キャンパスの4つの研究所(化学研究所、エネルギー理工学研究所、生存圏研究所、防災研究所)における先端研究や民間企業における最新の研究課題等を紹介し、人的交流を通じて、地域産業の発展などの社会貢献に役立てることを目標としています。また、宇治キャンパスの4つの研究所をはじめ、京都大学の研究者と企業関係者とのネットワーク作りに繋がることも期待しています。

今回は、本学の研究シーズの紹介として、巽 奏 生存圏研究所 助教より「植物種横断的な遺伝子機能解析 -植物進化の軌跡を辿る-」、楊 波 生存圏研究所 特任助教より「低コスト高性能マイクロ波技術の最前線」という 講演がありました。また、小野 晃義 株式会社モトヤマ 顧問の「株式会社モトヤマのマイクロ波加熱炉事業の紹介」という講演の後は、巽 助教の案内により植物生体高分子分析装置(GC-MS)・植物育成サブシステム、楊 特任助教の案内によりマイクロ波エネルギー伝送実験装置の見学を行いました。

参加者からは講演や実験施設を見学することにより、「わかりやすく興味深い話だった」「とても勉強になった」等の感想が寄せられ、活発な質疑応答や意見交換が行われました。

本交流会開催にあたり、京都府中小企業技術センターと本学教員の橋渡しを野村 聡 URAが担当し、村田 卓也 URA田上 款 URA長谷川 景子 URAが協力しました。